コラム

コラム2019-03-08T23:00:59-07:00

日々の思い

企友会会員のよるビジネスコラムを掲載しています。

15年目に思うこと。

私ごとになりますが、1995年からカナダで生活するようになり今年の11月で23年になります。23歳でカナダに来ましたので、日本で生まれ育った年月と同じ年月をカナダで過ごしたと思うと感慨深いものがあります。 私がカナダで従事した仕事ですが、当然ですが23年前とだいぶ様変わりしております。旅行業で言いますと日本からバンクーバー、ウィスラーへ訪れる旅行客は、年末年始ですと日に数百人単位でバンクーバー、ウィスラーに来ることはなくなりました。 インターネットで現地情報を調べることが出来るようになり、より自分の旅行をイメージしやすくなり事前に詳細な情報を得た個人客の方が殆どです。

October 8th, 2018|Categories: Column|

古いものと新しいものが混ざる場

先日張り替えをお願いしていたラウンジチェアを受け取りに行ってきました。 この椅子は生前義父が愛用していたアームチェアで、肘掛の部分が少しすり減っているのですが、座り心地はとても良く、腰をかけると昔の義家族の家にタイムトリップをしたような不思議な気持ちになります。わたしは古いものと新しいものの混在する場所が好きでたまりません。台所でも居間でも。誰かが大事に良く使い古した道具と最新の技術のつまったかしこい道具やピカピカの新しいものが一緒に合わさることで、昔と今や誰かと自分の生活がつながってその両方が良い具合に生かされるようで、何か別の味や心地や知恵がそこに生まれるような気がします。 以前にテレビで建築家の大島芳彦さんの話を見ました。最近よく耳にするヴィンテージマンションだったり中古の戸建て物件を味わいのある今風なデザインにリノベーションするというのもそうですが、わたしが興味を持ったのが「団地のリノベーション」。大島さんが手がけるリノベーションが、ただその団地という不動産の箱物を新しく美しくすると言うだけのものではなく、その団地のある街そのものを巻き込んで再生するというもの。古いものと新しいものが持つそれぞれの価値が一緒になることで新たな価値を持ったコミュニティが生まれ、場所が再生されていました。面白いなあと思って大島さんを調べていると、他にも古い雑居ビルがクリエーターが育つ複合施設になったり、昭和のアパートメントの風化を活かしたリノベーションだったり、ワクワクするものばかり。

September 3rd, 2018|Categories: Column|

山縣洋三さんを悼む

かつて企友会の会長を長いこと務められた山縣洋三さんが去る6月25日に、お住まいのある鎌倉でお亡くなりになりました。享年84、ALS(筋萎縮性側索硬化症)という難病に指定されたご病気で闘病中でした。心からの哀悼の意を表します。 思えば、山縣さんとは25年の長きにわたって親しくお付き合いをさせていただきました。私がバンクーバーに移住をしてきた1991年からほどなくして企友会の存在を知り、門を叩いたことがきっかけでした。当時山縣さんは企友会の会長をされていて、そのリーダーシップと素晴らしいお人柄にたちまち虜になってしまったことをよく覚えています。爾来25年、公私にわたって親しく接していただき、たくさんの思い出を残してくださいました。 ゴルフ場でご一緒の山縣さんと久保さん

August 3rd, 2018|Categories: Column|

さらなる日系ビジネスの輪へ

バンクーバーにはビジネス団体が数多くありますが、それぞれの団体の特徴や活動内容がよくわからない、あるいは日本やカナダ内からの問い合わせにどの団体に聞いてよいか分からない、といった話がしばしば持ち上がっていました。 実際、26年もビジネスの最前線にいる私ですらよく知らない団体もあります。それぞれの団体がこんなことをしているのか、はたまたこんな団体もあったのか、という発見がいまだある状態です。 そんなこともあり、バンクーバーのビジネス系10団体で組織する「連絡協議会」でもう少し連帯感を持たせ、それぞれの会の特徴を引き出し、ビジネス団体の活性化を図ることを目標に今年1月より私がその議長を仰せつかりました。

July 16th, 2018|Categories: Column|

ビジネスで異文化コミュニケーションを成功させる3つのこと。

−−−グローバル化されたビジネスにおける「異文化コミュニケーション」を成功させて収益を上げるための重要性とは、以下の3点に集約されると考えています。日本人はなぜ「クオリティ」を重視するのか、日本人自身が理解すること、または外国人に理解して貰うこと−−− 異文化コミュニケーションとは、同じ言語を持った日本人同士にでも微かなレベルとはいえ存在しているものであり、その幅と深さ、或いは角度が広がったものが外国の人たちとの間で交わされると「異文化コミュニケーション」になるということを最初に定義しておきたいと思います。 まず日本人側にも「自己理解」、この場合「日本企業理解」が必要です。なぜ我々はそこまでクオリティにこだわるのかをきちんと形にして説明できるようになることが求められます。「大事だから大事なんだ!」では外国人には伝わりません。一般に発展途上の国々では「クオリティよりも使えればそれでいい」の方が重要である場合があり、その場合は「クオリティよりも廉価で多くの人が入手しやすいものを作った方が効率的なのに…」と外国人側が思っている場合も少なくありません。よって日本人がなぜそこまで一生懸命にクオリティを追及するのかということを自分たちがまず明確にわかっている必要があります。

June 19th, 2018|Categories: Column|