Column

Home/Column

奇跡のレッスンをみて思うこと。

2020-10-20T19:24:58-07:00

Photo by Markus Spiske on Unsplash 先日偶然目にしたNHKの『奇跡のレッスン』を観て、図らずも声を上げて泣いてしまいました。 この番組、スポーツや芸術の一流指導者“世界の最強コーチ”が子どもたちに1週間のレッスンを行い、技術だけでなく心の変化まで呼び起こすドキュメンタリーと言うものです。 どうしてこんなに心に染みるのかと考えて見たら、言葉も文化も全く違う最強コーチの方々がたった7日間というとても短い時間の中で子供たちと向き合い、それに答えるように子供たちがみせる変化への順応性とその吸収力そして素直で懸命な姿、この組み合わせにすっかり心をわしづかみにされました。 驚くほどに、どの最強コーチにも共通しているのが技術や知識を教えるその根底には、一人一人の人・心のあり方を育ててあげるためのコミュニケーションを大切にしていると言うこと。 友達に誘われてはじめてみたけどやっぱり辞めようかと思ってた子が見事な能力を発揮したり、これまで全く目立たなかった子が目を見張るような活躍で自信を手にして、他にも能力や才能は十分にあるのにそれをチームとしてうまくいかせない子がその殻から出ることができたり、子供たちの成長や変化も技術だけでなく心にまで及んでいるのが素晴らしい。 日本のコーチ/指導者の方々の勇気も素晴らしいなと思う。彼らも指導者として経験を積み結果を残してこられているのですが、ある日最強コーチがこれまで自分がやってきたことを時には根底から覆すようなやり方を持ち込んで来る。それはきっと頭をガツンと打ちのめされるようなショックであったり、葛藤であったり、そして学びであったりがあると思う。この番組を引き受ける経緯はわたしにはわからないしその指導者の方たちが引き受けたことをハッピーだったのかもわからないけれども、どちらにしても最強コーチに自分の教える立場を1週間譲りその最強コーチが教える場に第三者の立ち位置で直面することはとても勇気のいることであるのは間違い無いと思う。子供たちがスポンジのように変化とチャレンジを学びに変え身に付けているように、日本のコーチ/指導者の方々にとっても奇跡のレッスンとなっていればいいなと願いながら観ているわたしも学ばせていただいている。 わたしもクライアントさんにお声を頂き日本のある学生の方たちへワークショップを何年か行っています。子供たちとは毎回真っ直ぐに正直に向き合わなければ全てを見透かされてしまうような緊張感とともに、スポンジのように言葉や体験をありのまま吸収していく素直さや繊細さに、気持ち良い羨ましさを感じるほどの経験を何度もさせて頂きました。わたし自身も信じていることは、学びは教える側が強要できるものではなく、学ぶ側のその人がその時必要なものを必要な形で手にし、必要な時に活かすことができるもので、その場ですぐに正解を出せなかったことよりもその後に手にしたものを自分のものにしていく過程が学びだと思っています。 最近の人たちはコミュニケーションが取れない、切れやすい、人間関係が希薄ということをよく言われるんだけれども、この番組の中で変化と成長をしていく大人と子供たちを見ていると人の本質は昔も今も変わりなくまだまだそう悪くはないのかもと思わせてもらえる。 最強コーチと出会う初日の恥ずかしげでありながらも表情にはださずそして言葉にしてなかなか伝えない日本の子供たちが、見違えるように輝く目とやる気や自信に満ち溢れる変化を見ると、こみ上げてくる涙が抑えられなくなるのは、わたしが歳を取ったからだけの理由じゃないと思いのですが、どうでしょうね。 企友会理事 美香スミス

奇跡のレッスンをみて思うこと。2020-10-20T19:24:58-07:00

家族の絆

2020-09-01T00:10:27-07:00

今年前半から始まったコロナの影響が世界中へ広がり様々な人、経済へ影響を与えております。 昔と比べ、近年は家族が同じ国に居るとは限らず、このコロナの影響で少なからず離れ離れの状況下にある方も多いかと思います。 私の家族も両親、兄弟は日本におり毎年帰省しておりますが今年はそれも難しくいつ帰れるんだろう、皆は大丈夫だろうかと日々考えております。 ただこの状況、いつもなら夏の間は長期間帰省している妻と子供は帰らず一緒に過ごしておりいろいろな場所へ行くにも不安や規制がありますが、一人ではなく家族といる安心感がより嬉しく思います。幸いにもほとんどの場所によっては人数規制がありいつもなら大勢の人ですが、少人数で楽しめることも多く、勿論感染予防をすることは大事ですが家族と過ごし良い夏を過ごしているなと感じております。 このニューノーマルな時代を生き抜くには早くコロナが落ち着き経済が良くなることが第一ですが、この状況だからこそ家族の絆を深めて乗り切っていきましょう。 企友会理事 高岡利和

家族の絆2020-09-01T00:10:27-07:00

[会員コラム] 新しい時代の到来が始まった

2020-08-06T00:21:55-07:00

新型コロナウイルスが世界を変えた。 2020年冒頭から騒ぎが起こり始め、7カ月たった今、世界で感染者は約1732万人、死亡者は約67万4千人(7月末日現在)に及んでいる。そして今なお、パンデミックは拡大進行中である。 その結果、生活のあり方、仕事の仕方が大きく様変わりしつつある。 古い秩序をコロナがあっという間に破壊した。 これまで若者が提案してもなかなか受け入れられなかった仕事のやり方(SNSの活用、遠隔会議等々)が、いまやそれなくしては仕事ができないくらい、求められている。 時代の大変革とは、主体の成熟と客体の成熟が相まった時に起こる。主体とは「世の中はこうあるべきだ」と確信をもって考え、行動する人々であり、客体とは、言ってみれば世の中全体、である。革命や維新も然りである。どちらか一方だけでは成功しない。今の政治が腐敗し汚職がはびこり、経済事情もこれ以上悪くはならないという絶望的な状況の中で、新しい方向性と力を示せる斬新な勢力に人々はついていく。そして世の中が変わっていく。 今回は、腐敗した政治や生きていくことに価値が見いだせないほどの経済的堕落が世の中を席巻した結果ではなく、新型コロナウィルスという厄災が既成の社会秩序をずたずたにしてしまったことによるものである。まさに、期せずして到来した客体条件成熟の好機である。コロナ厄災をこれまでの日常を破壊し将来への不安を掻き立てる疫病神と見るか、新しい秩序の到来と見るか、それが分かれ目であろう。 こうした、仕事や生活の大きな方向性やうねりの変化とは別に、今回のコロナ厄災のせいで、思わぬ職業がスポットライトを浴びたことも注目しておく必要がある。例えば、レストランでの店内飲食ができないためにTake Out 方式を取らざるを得なくなった時に、これまでを大きく上回る需要が発生したのがTake Out 用の容器である。それまではあまり注目される対象ではなかったが、テイクアウト用やデリバリーサービス用に需要がひっ迫した。また、Uber Eats のようなフードデリバリーサービスも新たに何社か出現して、多忙を極めたようである。本体の秩序が崩れてあちこち隙間が空いたせいで、そこを埋める新しい需要が発生したいい例だろう。 古い話ではアメリカのゴールドラッシュを想起させる。ばくちにも似た金鉱探索の脇で安定的に収益を上げていたのが作業着としてのジーンズ販売者や鍋や食器といった生活用品を提供する人々だったことである。見つかれば大きな財産になるが、見つかるかどうかわからない金よりも、必ず必要で、かつ消耗品であるこうしたものに目を付けた人々が経済的に成功したようである。ジーンズのリーバイスなど、その好例だろう。 豊かで安定した平時にはなかなか破れなかった秩序というものがコロナ厄災というとてつもない破壊力で大きな歪みやほころびを生み出した。そこには、平時には入り込むことがなかなか難しかった隙間が大きく開き、知恵と情熱がある者には好機が生まれている。厄災は大きな傷を残しつつあるが、それはそれで耐え、癒していくほかないが、未来に向けて動き出す貴重なチャンスと捉えて、心ある人々には大いに奮起してもらいたい。その価値は十分にある。 久保克己

[会員コラム] 新しい時代の到来が始まった2020-08-06T00:21:55-07:00

今の私を動かすエネルギーの源泉

2020-08-01T23:20:36-07:00

明日の朝、オンラインミーティングを予定している。 コロナ禍によるwork from homeが定着し、さらには日本とカナダに置く2社の経営をする私はコロナかどうかに関わらず、オンラインミーティングがコミュニケーションの根幹であるし、通勤という概念がなくなった今、ついでに勤務時間という概念もなくなり、太平洋時間の夕方以降は夜中までオンライン会議が続くような毎日となりました。 ですので、オンラインミーティングを予定していること自体は、「息をしている」と同じくらいの日常イベントではあります。 しかし、明日予定しているミーティングはいつものものとちょっとちがうのです。 それをとても楽しみできること、そのミーティングで久しぶりに顔を合わせる若い彼らとの出会いが、今の私を動かすエネルギーの源泉となっていることに改めて感謝するとともに、若い人と話すことが楽しみだなんて、私も年とっちゃったな、と苦笑いする次第です。 現在のポジションにつく前、私はとある国立大学に長く勤めており、国内・国外の大学オフィスにて、留学プログラムの設計・運営に関わっていました。そのうち、米国カリフォルニアオフィスで担当したプログラムは、米国大学での語学研修を中心としながらも、シリコンバレーってなんなのか、なぜ、世界中から人が集まってくるのか、というのが体で理解できる場所に連れて行ったり、現地で働く日本人、いわゆる絵に描いたようなグローバル人材と直接対話するイベントなどを組み合わたりして、英語に加えて、かの地に息づく起業家精神を学ぶプログラムでした。 当時は歴史的な円高。 45人定員のプログラムに数百人が応募してくるような時代で、公平を期すためにやむなく学校の成績の良い学生から順番に選抜することになりました。ただでさえ優秀な国立大学学生の中から、最も真面目に勉強をする学生、まるで透明な上澄みのような学生たちが(その多くが生まれて初めて取得したパスポートを握って)憧れのシリコンバレーにやってくることとなったのです。 「これ食べても良いんですか?」 「学校が終わった後、ここに行ってもいいですか?」 一挙一動に許可を求める、手のかからない彼らの全体的な印象は、 主体性に欠ける 自分の欲望を見失っている(何をしたいのか、何になりたいのか?) リスクを取らず、人前で失敗したり、恥をかくことを嫌悪している というものでした。 私のミッションは、こういった学生に、彼らがシリコンバレーにいるたった30日でどれだけ変化を与えられるかと言うものでした。 たった30日。 もっと長ければ、違ったやり方もあるのですが、私が選んだ方法は「彼らに絶対的な安心感を与える」と言うもの。 課題の遂行など、プログラムの根幹にあたること以外「全て」を徹底的にサポートしたのです。 到着その日に宿泊したホテルで熱が出た、と言えば午前2時に水と解熱剤を持って駆けつけ、 ロックしていた自転車の前輪以外全て盗まれた、とタイヤをぶら下げて途方に暮れる学生を連れて盗難届を書き、チップ込みのツアーでチップを請求された!と困惑する学生と、ドライバーにもチップを払え、と腹を立てる現地ツアーガイドの間に入り、バスを待てずに歩いて帰ろうとして迷子になった学生を捜索し、学生とウマの合わないホストマザーの愚痴を聞きながら食事メニューの改善提案をし、酔ってセクハラ行為をしたホストファーザーには断固立ち向かい。。。。 そうするとどうなったか。

今の私を動かすエネルギーの源泉2020-08-01T23:20:36-07:00

My Year in Fukuoka

2020-07-01T18:02:38-07:00

One of my best life experiences was the one year I spent in Fukuoka studying international law at Kyushu University. I learned about this exciting opportunity while in law school at the University of Victoria. Every year, a

My Year in Fukuoka2020-07-01T18:02:38-07:00

[会員コラム] 時代は改善と変革、そして改革へ

2020-08-06T00:22:39-07:00

先輩方によるWith Coronaをテーマとした素晴らしい記事が掲載されてきましたので、まだ新型コロナウイルスの影響が続く中ではありますが、本日はあえて焦点を「良いモノ」に当てて書かせていただきたいと思います。只、私は未熟者故、頓珍漢な事を書いてしまっていると思いますので、どうか温かい目で最後までご覧いただけますと幸いです。 私個人の意見ではありますが、流行はハイブランドや業界大手によって革新が行われ、他社がそれに追随する事により確立されていると感じています。例えば、車であればドイツ御三家のフラグシップモデルに搭載された新技術やデザインが下級モデルに反映され、その後他社によって追随される傾向がありますし、洋服であればハイブランドの新作がコレクションで発表され、その色遣いやデザインを取り込んだ商品がファストファッションブランドの自社工場にて大量生産され、一般市場に出回ります。SPA企業(製造小売)からしてみれば、アイデアがある程度まとめられている物を製造するので、無から有を創り出す手間がない分効率的であります。結果として、我々はハイブランドの物を身にまとわなくてもそのDNAがトレンドとして業界を牽引し、我々の日常生活に溶け込んでいるといっても過言ではないのでしょうか。 趣味趣向がモノに対する評価を大きく分けるものであると重々承知しているつもりではあります。しかし、小生意気ではありますが、ここ2、3年間に発表、又は発売された各ブランドやメーカーの製品の中で「これだ!」というものが見つからないのであります。何故なら、皆流行というビッグウェーブに乗るしかないといわんばかりに企業にとっての効率化が進められた結果、新製品より各々が持ち合わせていた威厳が感じ取れなくなり、「昔はよかったのになぁ」と只々思ってしまうのです。単に私がピッキーな奴か、時代の流れに乗れず、懐古主義者になってしまったのだろうと言われてしまえばそれまでですが、どうも牽引側が新製品開発で迷走を始めてしまい、改善(マーケットイン)か変革(プロダクトアウト)の二元的になってしまったのが原因ではないかと感じています。 マーケットインの例として、近年ハイブランドが行ってきたロゴリニューアルがそれに当たると考えています。以前は、ロゴとはブランドの顔であり、書体やマスコット、ロゴ形状の細部にまで各社のこだわりが見られ、伝統と威厳を持ち合わせた世界観がそこにはありました。しかし、SNSが普及するや否や、消費者によるウェブ上での再現性が重視され、多くのロゴがサンセリフ体に統一されることになりました。それにより、各ブランドのロゴからその個性を感じ取ることが難しくなってしまいました。 プロダクトアウトの例として、定期的に行われるマイナーチェンジやフルモデルチェンジによる車のデザインや機構の変更であります。新世代のドイツ御三家を見てみると、斬新すぎるそのデザインに残された昔の面影といえばブランドロゴくらいでしょうか。そのブランドらしさが殆ど残っていないのであります。そして、技術力を見せつけるかのような機能のてんこ盛りに加え、増設されたトランスミッションの数に首をかしげてしまいました。高速走行する分には超一流なのですが、街中で低速走行をする際、コンピューターによる迷いが奇妙な変速として現れ、乗り心地では前期モデルに軍配が上がるのではないかと感じさせられるほどです。つまり、消費者に対する謳い文句を増やすが為に、消費者体験が損なわれてしまっているのです。 マーケットインとプロダクトアウトについて書かせていただきましたが、私の意見を抜いてまとめると、前者では、既存ニーズと技術力という二つの限界がある為、自身のブランディングに差異が発生してしまったり、顧客の気づいていないニーズに応えることが難しくなってしまったりしています。後者では、既存しないモノを創り出す為、ニッチになってしまったり、顧客体験を蔑ろにしたりしてしまう可能性があります。 「じゃあ、お前はどんな物がいいのか」と質問があるでしょう。勝手な定義ではありますが、「良いモノ」とは、単に改善するだけでもなく、過度に変革するのでもなく、両者を上手く掛け合わせた改革が行われた末に生み出されるのものだと考えています。一般的に、初代iPhoneはプロダクトアウトの成功例に分類されていますが、当時既に存在していたインターネットとカメラ、そして電話を一つにまとめたに過ぎないと考えれば、顧客のニーズと技術力が上手く融合されたそれは改革と呼ぶに相応しいのではないでしょうか。 長々と私の考える「良いモノ」について書かせていただきましたが、勉強不足故、皆様のご意見やご教授をいただけますと幸いです。また、新型コロナウイルスの一日も早い終息と、皆様のご健康をお祈り申し上げます。 呉 以倫 P.S. ドイツ御三家だのハイブランドだのと書かせていただきましたが、私は10年前に倒産した某アメ車一筋であります。新型は1000馬力という怪物と化して来年復活するものの、夢はあるがロマンに欠けるなと感じています。そんな私はやっぱり懐古主義者なのでしょうか。

[会員コラム] 時代は改善と変革、そして改革へ2020-08-06T00:22:39-07:00

[会員コラム]『考える』ために与えられた自粛期間

2020-08-06T00:22:59-07:00

自粛期間も約3か月となり疲れを感じておられる方も多いのではないでしょうか?そうかと思えば、前回コラムの猪田さんのように、そんな暇もなく新メニュー開発をしたり、新規ビジネスを練っている方も、この企友会には多いかもしれません。おそらくこれほど多くの自宅時間を持てることは、リタイヤするまでないだろうと考えると、ボーっとしてチコちゃんに叱られないよう、とにかく今できる、『考える』ことが一番ではないでしょうか。 今回のパンデミックの状況が辛いのは、世界中の誰もが感染の危険があるということです。マズローの5段階欲求説では、5段階ピラミッドで象徴される人間の欲求は、低階層の欲求が満たされなければ、より高異次元の欲求を欲することはできないとされています。今回下から2番目の、健康で安全な最低限の暮らしを確保したいという「安全欲求」が脅かされ、同時に、その上の階層の社会に帰属したり仲間が欲しいという「社会的欲求」が同時に大きく侵害されています。失業したり収入がなくなったりすることで、もしかすると最下層の食べる・寝るという、生きていくため最も基本的な「生理的欲求」もままならない危機感があるとすると、更にことは深刻です。いずれにしてもそのような状況で、上層に位置する「尊厳欲求」「自己実現欲求」を満たすことは到底無理で、これほどの危機的状況は戦後初と云われています。 このことは思考の悪循環を生み、社会的活動、人との繋がりの欠如(孤独) → 心配事・不安・悩み(お金、仕事、人間関係) → 精神的な落ち込み → ストレス と無意識レベルのストレスを生む原因となっています。 不安な気持ちはそう簡単に拭えるものではなく、更に悪いことに、よりネガティブな情報を選び取ります。例えば、「ウイルスは高温多湿、紫外線に弱いので夏場になれば収束する」というポジティブな情報に対して、それは実験室でのデータであって、実際の調査では証明できない、というネガティブな情報の方を信じようとします。そしてそんな情報ばかりを見ていると、さらに偏った情報ばかりが目に付くようになります。実は私も一時期、コロナ発生の陰謀説をいろいろと見ていたのですが、いつの間にかそんな偏った情報ばかりが集まってきてしまうようになりました。これは情報デジタル社会の怖さでもあります。 せっかく『考える』時間が豊富にあるなら、ポジティブな感情でありたいものです。物事には常に二面性があります。一つの事象を明るい面から捉えるか、暗い影の面から捉えるかによって気持ちや行動も変わってきます。今世界で起こっているパンデミックの状況下で、それをどう前向きに捉えればよいのでしょうか? 皮肉なことに都市のロックダウンなど経済活動の停止によって、地球の空気や水がきれいになっていることが報告されています。WHOによると世界で環境汚染による死者数は少なくとも700万人と言われてますが、その数を減らせるかもしれません。世界中の英知を集めて取り組んできた地球温暖化対策も、リモートワークによって人の移動を劇的に減らすことができれば、新たな解決の糸口が見つかるかもしれません。 私の仕事のテーマは、「健康でエコな住環境」ですが、今まさにそれが求められています。今の時代、免疫力を低下させる要因が我々の周りにはたくさん存在します。化学物質や電磁波ストレスのない住まいで、健康な水、きれいな空気、快適な温熱環境を提供できれば、免疫力アップにもつながるはずです。日本にはそれら技術で誇れるものが多くあります。そして日本のきれい好き文化、抗菌技術などはこれからのwith Corona時代には必要不可欠で、同時に発酵食品など日本の食文化もこれから世界に求められることでしょう。 私はカナダ在住33年となりますが、今回のことでカナダ政府を見直した点が多々あり、移民として住まわせてもらっていることにあらためて感謝することもできました。そして何よりも、自分たちは社会的な人と人のつながりによって生かされていると、再認識することができました。この困難で世界が一つになることができれば、コロナも悪いことばかりではなかったと、将来思えるときが来るのかもしれませんが、残念ながらそれはまだ先のことのようです。 でも諦めずに自分に何ができるか考え続けたいと思います。 “Hope for the best while preparing for the worst.” 吉武政治

[会員コラム]『考える』ために与えられた自粛期間2020-08-06T00:22:59-07:00

ピンチはチャンス -コロナとレストラン経営ー

2020-06-08T02:27:24-07:00

まさか「2020年3月18日、BC州で緊急事態宣言」って・・・ 私、バンクーバーでラーメン屋を経営してます。 緊急事態宣言をうけて店内営業停止命令が出ました。 あっという間に道を行きあう人は激減し、 まわりの店もどんどん一時休業。 営業していてもお客様は来ないし、 そもそもラーメンのテイクアウトもいまいち・・・ 自分も一時休業すべきか?考えていた そんな時「ピンチはチャンス」って言葉思い出しました。 通常営業の時はやってみたかったけどできなかった、 チャーハン、天津飯、中華丼などなど 日本の中華メニューをいまこそやってみるチャンスです。 そのメニューならラーメンよりテイクアウトしてもらいやすいし、 ラーメン屋は時間短縮営業になっているので、キッチンが空いている時に、 日本食料品店にお弁当の卸もできるのではないか。 そうとなったら、レシピを確立し、手順をスタッフにレクチャーし、 持ち帰り用の容器を探し、メニュー作りのため写真撮影、SNSに投稿しつつ お客様の反応をみながらこの2ヶ月間で順次新メニューを20種類ほど投入していきました。 https://ramentaka.ca/menu/ 幸いにもそれが中国系カナダ人に大受けです。 今や将来、この新しいメニューで別店舗できるのではないかと言うところまできました。 ほんと「ピンチはチャンス」だな~ こんなときだからこそスタッフのみんなも、常連のお客様も好意的に協力してくれました。 キッチンも空いていたし、客席も空いてたので作業の場所もあったし、時間もありましたからできました。 お客様もラーメン屋でなんでこんなメニュー?って違和感なくスムーズに受け入れてくれたと思います。 一度食べてもられればなんとかなると思いました、それでリピートされないようならそれまでの味だということでしょう? アフターコロナの世界はは、きっと大きく仕組みが変わるでしょう。 そこにはたくさんのチャンスがあると思います。 いつか起業、新規事業への参入、カナダへの移住等をしたかったという人は、 それは今じゃないですか! 是非企友会の門を叩いてみてください。 そこにきっと手がかり足がかりがあると思います。 理事一同お待ちしています。 理事 猪田雅公

ピンチはチャンス -コロナとレストラン経営ー2020-06-08T02:27:24-07:00

会員コラムの募集

2020-06-09T10:42:15-07:00

会員の皆様へ 企友会のコラム欄担当からのご案内です。 コロナ禍の現下、会員皆様の生活や事業についても様々な影響が出て大変なご苦労をされていることと拝察します。 今回、企友会会員の皆様の「声」を会員同士で共有し、会員間の相互理解・連帯感を醸成するため、“会員コラム”を企友会ウェブサイトおよび会員宛ブリーズに掲載していきたいと考えております。 現在、月に1回、企友会理事の「声」をコラムに掲載していますが、それに加えて、会員皆様のより多くのご意見やご考察など自由な「声」を募集いたしますので、奮って応募していただきますようお願いします。 企友会会員コラム執筆にご協力を頂ける方は、詳細についてお知らせいたしますので、ご連絡をいただけましたら幸いです。(連絡先:info@kiyukai.org) また、このような状況下、企友会では様々なイベントでお会いすることが叶いませんので、Zoomを活用し、情報共有・提供するためのセミナーや懇談会などを開催しております。企友会ウェブサイトやSNSで案内しておりますのでご参加されたい方はどうぞご遠慮なくご連絡ください。 ■ SNSアカウント詳細 -Facebook (Kiyukai) -Twitter (@Kiyukai) -Instagram (kiyukaivancouver) -Youtube (Kiyukai) ■ 連絡先 info@kiyukai.org

会員コラムの募集2020-06-09T10:42:15-07:00

アフターコロナ、世界はどう変わるか。

2020-04-21T22:23:16-07:00

いやぁ~、大変な時代になってきましたね。 どうもみなさんこんにちは。企友会理事の藤井と申します。 どうぞよろしくお願いします。 日々刻々と変化する状況の中で、 みなさんそれぞれの立場で奮闘され、変化に対応されていることと思います。 コロナウイルスの感染の恐怖そのものというより、今後社会がどうなってしまうのかという点が一番の不安なのではないかと思います。 不安を抱えながら生活を送るのはとてもストレスがかかりますよね。 私も小さな会社を経営していますが、正直とてもストレスが大きいです。 本コラム執筆のお話を頂いてから絶対にコロナのことを書こう、と思っていました。 しかしながら評価が定まらないものについて「こうだ」と断定的に書くのも違うと思いましたし、未来予想をしても正解はありません。 そこでこの1ヶ月間、多く情報を集め、どういった未来になるのか、そしてどういう身の振り方が良いのか、慎重に考察してきました。 飛び込んでくる情報というのはいつも断片的なもので、体系だったものはあまりありません。 ニュースは時に過激であったり、不安をあおるものだったり、中にはフェイクなものも含まれていたりします。 そんな中で賢い人の文を読んだり、動画を見たりして、心を落ち着け考えているうちにあると境地に辿り着きました。 腹がくくれた気がします。 ※以下は一個人の感想であり所属する団体の見解ではありません。 ※医学的、社会的考察は専門ではありませんので間違っている可能性があります。 それは「アフターコロナ」なんてものはない、ある程度「コロナと共に生きていかなければならない」ということです。 コロナ禍は終わらない、「With コロナ」なのであります。最近北米の首脳は「New Normal」という言葉を使っていますね。 このコロナ禍はいつか終息して、元通りの生活に戻るという幻想をまずは捨てるということです。 確かに、ワクチンの開発に成功して、全世界に人に行き渡り、60%以上の人が免疫を獲得すれば、コロナウイルス終息宣言が出されて、様々な行動制限は解除されると思います。 ところが問題は、まずワクチンの開発期間です。開発までに18ヶ月、行き渡るまで半年とすると合計2年間。その間はなんらかの行動制限が続くということになります。 そして2年間の間にかなりの数の企業が倒産するでしょう。失業率は跳ね上がり、社会は機能不全を起こし、大不況(世界同時大恐慌)に突入するでしょう。 「いや考えすぎだ」「心配し過ぎだ」というお考えもあると思います。 しかしいったん最悪のケースを想定しておくことが重要かと思います。 想像力を働かせて最悪のシナリオをいったん描いておいて、対策をして、それよりも良いシナリオであればそれはそれで良かったねということになると思います。 続けます。 私たちは今、誰も経験したことのない大きな時代の変わり目の中にいると思います。 100年に一度の社会の大変革期にいます。 例えるなら「明治維新(1867年)」とか「太平洋戦争終戦(1945年)」とかのレベルで歴史的に記憶される年になると思います。 歴史の教科書に「コロナショック(2020年)」と載ることは間違いありません。(語呂合わせしやすそう) では具体的に「With コロナ」の世界はどう変わるか、ということを以下に大胆に予測します。 総論として、工業社会が終焉するでしょう。私たちが当たり前に思っている社会の成り立ちは実は工業社会を前提としています。 出社して顔をあわせて9時5時で働いて、なんらかのプロダクトを生産するという概念は中世の工場の働き方を下敷きにしています。 まるで機械のように人にはスキルやスペックがあって生産性を競うという考え方もそうです。今までの人事評価も変わるでしょう。

アフターコロナ、世界はどう変わるか。2020-04-21T22:23:16-07:00